2004年11月 BLACK SATAN の新たなる挑戦
- 2004年11月。BS朝日のTV放送から約3年が過ぎた今年。
- BSは再び生まれ変わろうとしている。
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- 2004年9月某日。LEERからの電話は「そろそろ音楽をやらないか?」という件だった。
- 俺は個人的にメンバーそれぞれの仕事や家庭などの都合が合えば、いつでもやりたいと思っていたから、
- 二つ返事でOKした。
- LEERは同時に他のメンバーにも連絡を取ってくれ、ミッツ、オサムは仕事の合間にでもなんとか
- 都合をつけられそうだという返事がきた。
- 桃は残念ながら参加できないという事だった。
- 俺たちは現在、プロとして音楽は活動していない。
- それぞれが仕事を持って、その中で好きな音楽を続けている。
- そのスタイルは今後も変えるつもりはない。
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- ただ、『BLACK SATAN』という名前にはとことんこだわって音楽を続けていきたいと思っている。
- 今は亡き、デビュー当時に事務所の社長だった大坂氏につけてもらった名前。
- これまで、バンド名を変えようか?なんて話は、何度も出てきたけど、
- 大坂氏が亡くなってからは、逆に名前を消すわけにはいかないという気持ちになった。
- 大坂氏のおかげでBSが活動ができて、少なくとも今でもこのようなサイトが出来て、当時のファンの人達も
- ネットの中で交流の場ができ、復活のライブができたわけで・・・
- 大坂氏も当時は20年後にBSが復活したり、インターネットという物が世の中に普及する事なんて、
- 何も考えてなかっただろうな・・・なんて思いながら。
- 桃太郎については今は参加できなくても、いつかまた参加できる状況になったら、一緒にやりたいと思っている。
- 音楽を楽しめばいいわけで、逆にその日が来るのも楽しみだ。
○ボーカリスト○
俺たちは新ボーカルとして「森 一馬」(モリ カズマ)にボーカルを依頼した。
現在、役者や声優として活動中の一馬は、昔の俺たちの仲間であり、理解者でもあり、BSの大ファンの一人でもある。
彼は、来年の5月頃まで舞台の稽古などでスケジュールがいっぱいだったにも関わらず、
俺たちの誘いに「いいですよ。やりましょう」と快く引き受けてくれた。
初めてのリハ。一馬は良い意味で俺たちを裏切ってくれた。
彼のボーカル力には、役者等の仕事柄なのか、昔のイメージとは違って格段に渋さと迫力が加わっていたのだ。
- ただそんな一馬も今は少し悩んでいる。
- BSファンのみんなへの心配。一馬自身のスケジュール上の問題。
- 彼はこのHPにメッセージを書きたいと言い出した。PCが無いので直接書き込みができないので、
- 手書きで書くのでそれを公開してほしいとの事だった。
- いずれ出来上がったらそれは自分が代わりにメッセージを紹介する予定だ。
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○新曲について○
現在、行っているリハの音源は当然BSメイン。
新曲も何曲か練習に入っている。今後、更に新曲は増えそうだ。
というのも、今のBSの活動は原点に戻ったような雰囲気で楽しんでいるからだ。
ミッツやオサムも「新曲を作るよ」と言って、張り切っている。
LEERはすでに何曲か俺の自宅で録音済みだ。
いずれこのHPで一馬が歌う音源を公開し、新しいBSの紹介もできると思う。
○BSは絶対に解散しない○
- 2000年に復活したライブで「オヤジになっても音楽は続けていきます」と約束した事。
- 大切なのは、何歳になっても好きな音楽を自分たちのペースで、活動し続ける事だと思っている。
- 俺たちが楽しみながら音楽を続けていくように、BSの活動を期待してくれているファンの人たちには、
- 一緒に楽しんで欲しいと思う。
- 今回の新たな挑戦に、ファンの人達の中には批判や文句を言ったりする人がいるかもしれない。
- でも俺たちは、そんなことを気にするつもりは無い。
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- 今の新しい5人がBSの曲を演奏したり、「またいつかライブがしたいね」と、話しながらスタジオを出て
- 外の空気を吸った時の表情はみんなとても明るい。
- そのライブも、先が見えない程の話ではないと思う。
- 一馬が加わってくれた事でまた新しいBSをみんなに公開できる日が、
- 必ず近いうちにあるという事をメンバーはわかっているから毎日がとても楽しい。
- これが音楽だと思う。
2004年11月14日 JIN-ASOH
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