BSファンの皆さんへ
- 皆さんお元気ですか? 随分ご無沙汰してしまいました。
- 今回のBSからのメッセージ、さぞ驚かれたことと思います。
- 俺はPCを持っていないので、このホームページの存在はおろか、自分の事が色々と書かれているという事も
- 全く知らずに今まで過ごしてきたのですが、今回の事をきっかけに「インターネットカフェ」でこのホームページを
- 最初からじっくりと全てを読ませてもらいました。
- そして、皆さんのBSに対する深い思い入れと、愛情というものを感じました。
- 生意気ですが、長い間活動していなかった期間もあるのに、これだけの人が感心を持ち、愛され続けていたなんて
- BSというBandの凄さを改めて思い知らされた次第です。
- そのBSに自分が参加する事になるとは正直、思いもよりませんでした。
- 思えば21年前、俺がユタカプロダクションに入った時、桃さん、Leerさん、ミッツさんは「紅麗威甦」でバリバリ活動中の中、
- オサムさんは初対面の時から気さくに声をかけてくれた先輩。そして仁は俺の入ったすぐ後にレッスン生として参加。
- オサムさんの日記にも書いてありましたが、毎日渋谷の街を汗ダクで走り回り、リズムレッスンや、ボーカルレッスンで
- いつも家に帰るのが22時とか23時。そのうちデビューさせて頂き、初めてLiveというものを経験させてもらったのが、
- 「嵐レコード祭り」 BSと一緒でした。
- その時見たBSのStageは本当に凄かった。あの時以来、俺の中にBSに対する憧れと、ライバル意識(いや、正確に言うと
- ジェラシーですね)が生まれた様な気がします。行ける限りはLiveにも顔を出していたし、メンバーとは酒を飲んだり、遊んだりもして、仁の言うとおり、俺はBSの一ファンだったのかもしれません。
- その後、それぞれがそれぞれの道に進み、俺は役者の道を選びました。
- それから10年近くが経った頃、ひょんな事からBSのメンバーと再会したのです。
- それも、復活Liveをやるという、まさにその時でした。(もちろん見に行きましたよ)
- それから後もLiveに行ったり、たまに飲んだり、俺の芝居を見に来てくれたり、頻繁では無いけれど交流をしていました。
- だけど、先ほども書きましたが自分がBSに参加するなんて、全く考えも無い事だったのです。
- メンバーから話しをもらった時、やはり悩みました。
- 「BSのボーカリストは桃さんしかいない」俺もそう思っていたからです。
- ではなぜ引き受けたのか?様々な思いがあって一言ではとても言えないのですが、「縁」という言葉が今の俺には
- しっくりくるのです。今、この時期に、このタイミングでこういう話しがある。何かの力が動いて俺とメンバーを引き寄せたのかもしれません。もしかしたら21年前の出会いの時から、こうなる運命だったのかもしれません。
- ただ、やはり俺が気になるのが皆さんの事です。皆の思いを裏切ってしまうのではないか。
- ずっと長い間復活を待ち続けていた人達に、俺は失礼な事をしているんじゃないか。
- 正直、これを書いてる今もその思いはあります。
- それほどの「重さ」と「歴史」がこのBandにはあると俺は思うからです。
- と、同時に引き受けた以上は、それらを全て受け止めてやるしか無い。
- 桃さんを超えようとか、そんな事はこれっぽっちも思っていません。ただ俺は、俺のできうる限りを尽くしたいと思っています。
- 身勝手かもしれませんが、それが俺の正直な気持ちなのです。
- つたない文章で本当に申し訳ないのですが、皆さんへの思いは今後の活動で応えていければと思っています。
P・S 今後は俺もなるべく皆さんのメッセージにこのHPで答えていきたいと思います。
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